市販のおしり拭きは便利な反面、お肌のことを考えると心配ですよね。マタニティー講座でおしり拭きの話になると「市販のものは使わない方が良い」とよく言われていました。発がん性物質も含まれているので、使う場合でも最小限にしておきたいです。
おしりにとって一番良いのは毎回おしりを洗ってあげることです。シャワーでさっと流したり、洗面器にお湯をためてつけてあげたり。
あとはガーゼや小さめのハンドタオルを塗らして拭いてあげるのもお肌に負担がかかりません。うんちの場合は多めに濡らしておくと良いですよ。拭いている途中で足らなくなると、濡らしに行っている最中に暴れてウンチまみれ~なんてことになったりしちゃいます。寝返りが始まったらじっとはしていませんからね。
以前はタッパーに濡らしたガーゼを入れて保管していたのですが、時間が経つと蒸れて変な匂いが出ることがありました。できればおむつ交換の度に濡らすようにしたほうが清潔です。
私の一番のオススメはスプレーです。水で洗い流すのできれいになるし、沐浴よりも簡単です。おしっこだけだったらシュシュっとして布で拭くだけ。ガーゼで拭いてあげても良いし、私はおむつの濡れていないところでササッと拭いてます。新生児のゆるゆるウンチだと流れてくれるのでガーゼで拭くよりも簡単です。ウンチが固まってくるとさすがに無理なのでおしり拭きを使いますが、仕上げにシュシュっとしてあげるとさっぱりしますよ。
スプレーは赤ちゃん本舗の「あったかい de シュッ!」のものがオススメです。「あったかい de シュッ!」はスプレーをあたためてくれる器械です。お湯で洗ってあげたい場合は「あったかい de シュッ!」もオススメなんですが、2980円とちょっと高いです。付属品のスプレーは吸い口の下におもりが入っているので、どの方向に向けても最後までお水が出てとっても使いやすいんです。安いスプレーだとうまく出てくれなかったりして使いにくいですよね。スプレーのみだと480円でちょっと高めかもしれませんが、その価値はあります。店舗が近くにない場合はネットでも購入できますが、送料がかかってしまいます。(時々送料無料キャンペーンがあります)
おむつかぶれを防ぐにはこまめにおむつを換えてあげることが一番ですが、おしっこやウンチの成分を残さないことも大切です。おむつかぶれで困ったらスプレーを一度試してみてくださいね!
今回は、ベビービクスに行った時の話をしたいと思います。
ベビービクスは(ベビーマッサージもですが)毎回30数人のお母さんと赤ちゃんが集結します。泣く子、きょろきょろする子、色々です。この前行った時は珍しくおりひめは泣いてしまいました。どうもうつぶせがしたくなかったみたい。(でも、その夜またうつぶせにしてみたら大丈夫だったので、なんか気分じゃなかったんでしょうね)今まで泣いたことのない子だったので、先生も「大丈夫ですか」と心配していました。
ところが、おりひめはうつぶせをやめたらぴたっと泣きやんで、そのあと(ベビービクスの後半はベビーは寝かされてママは産後ピラティスをするのですが)すやすやすやと眠ってしまったのです。
私はいつもそんな感じだから驚かなかったのですが、驚いたのは周りのお母さんでした。(たまたま子供の誕生日が1日、2週間違いのお母さんがとなりだったんです。ちなみに、ベビービクスもベビーマッサージも今回が始めてだったそうです。)
「ねるの~。いいなああああああ。家でも寝るのお?」
「ええ。寝ますけど」
「信じられない・・・」
お母さん方は、いつも寝かすのに苦労しているそうで、1時間あやしてあやしてベットに寝かして10分後にまた泣いて。。。の繰り返しでへとへとだと話してくれました。こっちが申し訳ない気持ちになりました。
で、家に帰って思い出したんです。うちにもそういうことがあったということを。
生後1ヶ月半ごろ、おりひめはとにかく寝なくて困っていました。あやしてあやしてベビーベットに寝かせ、それですぐ泣くの繰り返し。とにかく眠らないともたない私はくたびれ果ててしまい、最後は夫があやして寝かしつける毎日でした。
しかし、今は寝るようになりました。なぜか。
くたびれ果ててしまった私は、寝かしつけることができずに自分のベットで眠りこけてしまったのです。そう、おりひめと一緒に。あっ朝・・・と思った時は3人川の字になって寝ていた・・・ということが何度かありました。そのたびに「まずいよ~。ちゃんと寝かさないと・・・」と反省していたのですが、どうもここで寝たいみたい・・・と思い、あきらめて添い寝することにしました。(本当はつぶさないかちょっと怖かったのですが)
添い寝を前提でおりひめと遊びます。遊ぶといっても、内容はベビービクスやベビーマッサージ。おりひめの好きな腕を板ずり(上腕を軽くきゅうりを板ずりするみたいに転がします)したり、お顔をマッサージしたり。のんびりそんな時間を過ごします。パパもお顔をちょんちょんなでます。その後電気を消します。
お腹が空かなければ朝までぐっすりです。(と思っているのはどうも私だけらしく、夫曰く夜中に時々目をあけてとなり(パパママ)の存在を確認しているらしい。寝ていて気づかない悪いママです)お腹が空いても隣なのですぐ気づくので、泣かなくなりました。(ベビーベットの時は大泣きしてました。その後目が覚めて絶好調になったこともありました・・・)
添い寝+ベビーマッサージは期せずしておこなったことですが、我が家にとってはまさしく福音でした。本当からだが楽になったし、おりひめにとっても楽でしょう。体もそうですが、精神的に本当にのんびりしました。よかったあ。
もし、悩んでいる人がいたら是非おためしくださいね。
ベビースリングは、アタッチメント育児とは関係なく、日本で定着した赤ちゃん育児のスタイルの一つだと思います。オンラインでショッピングはもちろん、雑誌でも数々紹介され、いまでは百貨店や専門店で購入が容易になりました。
とはいっても、初めて妊娠、出産する方にとっては、どのベビースリングがよいのか数多いスリングに迷ってしまうのも事実。ベビースリングもブランド化して、高額なものからヤフオクで手作りのものまでバラエティーに富んでいるため、スタイルだけでなく価格にも差があります。
個人的には、1つのスリングを後生大事に使うことはないと思うので、予算が1万円なら、1万円のスリングを購入するよりは、5000円のスリングを2つ最低でも持ったほうがいいと思います。
2つ以上あれば、洗濯、修理、場面に応じての使い分けが可能になります。
もちろん初めから2つそろえる必要はないので、赤ちゃんが新生児~6ヶ月ぐらいまでの間で初めて購入するならリングタイプのスリング。母乳育児ならテールの長いものが特に便利です。赤ちゃんが大きい、重いのであれば肩パッドが入っているものを特にお勧めしますが、長時間の使用でなければなしでもいいと思います。
6ヶ月以降であれば、パウチタイプのもの。お座りができるようになれば、このタイプは断然使いやすい。でも、母乳育児ならやっぱりテールのあるリングタイプ。
1歳以降なら(え?1才以降にベビースリングを始めるなんて信じられない?1歳になって重くてかなわないからこそ、ベビースリングですよ!重いからベビーカーへとなりがちですが、育児者と同じ目線の子供は周りの人間とかかわることが多く、コミュニケーションもとりやすいので、1歳半ぐらいからはじめる「いやだ、いやだ」と手をつけられない子供になりにくいですよ。)
日本ではあまり見かけませんが、ラップはアメリカで人気があります。でも、とても乾燥した国で密着するにはいいのですが、湿気の多い日本ではどうでしょう。冬は暖かそうでよいのですが。両肩を使用するので、体への負担がとても低く思っているより使いやすいのも特徴。
また、おんぶ用としても使えるメイタイと呼ばれる中国のスリングや、日本なら兵児帯のもの、おんぶひもに代わるスリングもお勧めです。中には前抱きできるものもあります。(ただし、赤ちゃんの顔が育児者に向けられずに、外ばかりしか見れないベビービョルンのようなキャリアは、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎても目をそむけることができず、特に生後6ヶ月ぐらいまでの場合非常に疲れることになるとアメリカの医師などが指摘しています。)
これらのベビースリングは、やはり家事をするのに特にうってつけです。疲れてきてぐずる子供をほうっておくわけにいかない、なんていうときにおんぶしてあげれば気づいたら背中で寝ているかもしれません。
前回のブログではベビーサインのサークルに行く!というところだったので
今回はその続きを♪
サークルをネットで見つけてからの私はいつになく行動が早かったのです!
すぐにメールを出し、返信をもらい次第サークルに参加。
でも・・・実はものすごい人見知りをするんです。私。
なので当日は朝からずっとドキドキドキドキ・・・・・・
いざ会場に行ってみると、娘より大きなベビちゃんたちがいっぱい!
そしてママさんたちも和気藹々とおしゃべり中。
「あー、やっぱり一人で来たのは間違いだったかしら。。。
でも私ママ友いないし!?」
と心の中で一人つっこみをしながら輪の中へ。
そんな中数人のママさんが声を掛けてくれて、少しずつお話をすることができて
かなりホッとしたものです。
時間になりサークルが始まると
歌あり、手遊びあり、出欠確認あり(もちろん見学者も!)、集団遊びあり。
そして談笑タイムありと楽しいことがいっぱい!!
その中でベビーサインをしているベビちゃんもちらほらいて、刺激をたっぷりともらいました~。
やっぱり実際にサインをしているベビちゃんを見るのと見ないのとでは
自分のモチベーションが違うんですねー。
『うちの娘もこんな風にサインでお話してくれるかしら?
してくれたら本当に楽しいだろうな~。』
期待と不安が入り混じった気持ちで見学を終わらせたのでした。
もちろん?すぐにサークルへの参加を決めました!
そしてここで出会った初めてのママ友は引っ越した今でも
私にとって、大切な存在で大事なお友達です。
自分の興味があることに、ちょっと勇気を振り絞って参加してみることで
こんなにも人生に変化が現れるんだって、改めて感じることができた場所でした。
ちょっと話がずれてしまいましたね^^;
まずは娘が生後5ヶ月の時に第一歩を踏み出したお話でした♪
By 優和クリニック 師長・助産師&IAIMインファントマッサージ・インストラクター 中平優子
現在WHOは、カンガルーケアをKangaroo Mother Care Programと 名づけて、途上国の低出生体重児の哺育対策として推し進めています。その基本原理として、完全母乳育児、体温維持、情緒支援の3つが挙げられていて、わか りやすい「愛とぬくもりとお乳を未熟児に」という合言葉のもとに、このプログラムが推し進められています。また、先進国では、保育器の代替として母親を使 用する必要はないために、カンガルーケアは主として親から子への「絆(bonding)」形成、児から親への愛着過程(attachment)を促進する目的で行われています。優和クリニックでは、出産直後にカンガルーケアを実践する目的として上記にも挙げられている親と子の絆形成、愛着過程と児の体温維持・呼吸状態の安定・免疫力の増大と共に母と子が初めて直接触れ合ってからの母乳育児の出発点としてとらえています。
出産直後のその瞬間は母子にとって究極の育児の原点といわれています。 赤ちゃんが生まれた直後臍帯が繋がったまま母の胸の上へ赤ちゃんをうつ伏せにさせると、赤ちゃんは母の腕によって包み込まれるようにしてその時を過ごしま す。しばらくすると元気に泣いていた赤ちゃんは泣くのをやめて目を大きく見開き周りを伺うかのようにして口を動かし始めおっぱいを探すようになります。
出生直後の赤ちゃんは朦朧とした状態の様にも見えますが、分娩時のストレスによりカテコラミンというホルモンが血中に増加することにより2時間ほど覚醒した状態が続きます。そして、母親も同様にこの時期は産痛からの開放感と子を出産したという安堵感に包まれます。このような時の母子は肌と肌との密接な接触により、母子の絆を深めていきます。
naet痛みのクリニック
早期接触は非常にその後の育児にとって大きな影響を及ぼすことは計り知れません。10ヶ 月にも及ぶ長い妊娠期間を経て母子はお互いにその存在を確かめ合うようになります。出産後すぐに母子は離れてしまうものではなく一対の関係として共に生き ていくものなのです。その母子の関係を手助けするケアとしてカンガルーケアは有意義なものであり、それは特別なことではなく極々自然なことなのです。
WHOの「母乳育児を成功させるための10カ条」においても「母親を助けて、分娩後30分以内に赤ちゃんに母乳をあげられるようにしましょう」とありま す。当院での出産ケースをみていると、出生後20~30分ほどすると実際に赤ちゃんはおっぱいを探すようになります。口だけではなく手足を動かし這い上が ろうとします。その赤ちゃんの持つ本能を尊重しつつ直接母乳ができるようほんの少し手助けをします。そうするとこの時期の赤ちゃんは上手におっぱいを吸い 始めます。1時間あまりゆったりとした時を過ごしながら、おっぱいを欲しがっているサインの見方、添い乳のあげ方のポイントや頻回授乳のお話もしながら母 子は肌と肌との密接な接触により、母子の絆を深めていきます。そして初乳は胎便の排出を促し免疫を与えます。母乳育児期間も早期接触・早期授乳をした方が 長いといわれています。この時期に初回の授乳をすることがのちの母乳育児成功のために重要な鍵となります。
肌 と肌の接触はその他にも赤ちゃんの呼吸や循環を子宮外に早く適応させ、低体温・低血糖を予防し、児の腸管には母親の正常細菌叢(医療者や他人のものではな く)が定着し免疫力を強めます。最初の沐浴は遅らせることで胎脂が児の皮膚に浸透し、皮膚をなめらかにし保護します。また初回授乳を阻害するような体温低 下を防ぎます。
当院ではこのカンガルーケアが実践できるようにお産も医療的介入を最低限としてルーチンでは浣腸、剃毛、導尿、外陰部の消毒など行わず、自然分娩をモッ トーとしています。精神的にもつらく体力を消耗しきったお産は、母親は児への愛着や母乳に関してもすぐ受け入れられない傾向が見られます。特に医療者側が 管理して主導権を持つお産は産婦はお産をさせてもらったという感が強いようです。当院がフリースタイル出産を取り入れたのは、本能のまま楽に感じる自由な 体位によって出産の時を待ち、母体の血液の循環を促し児の低酸素状態を防ぎ母親自身が自分の力で出産したという達成感、満足感により、楽しい育児を出発してほしいという思いからです。初期の授乳が順調にいくためにも羊水の混濁がなければ吸引などはしません。
カンガルーケアの発端は低出生体重児のために考えられたものですが、医療的なレベルが上がれば上がるほど人間の本能的な部分の考えが薄れていってしまうように思われます。お産は自然なものであり、本能で感じるもの・・・。哺 乳動物のほとんどは産後生まれたままの姿で母と子は抱き合い慈しみのひとときを過ごします。カンガルーケアという言葉はなくとも、人間も同様に母と子が生 まれたままの姿で抱き合うことは自然なことです。その自然なことが自然にできるようにお産に携わるスタッフはケアしていくことが必要だと認識する時代に なってきたのではないでしょうか。
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男性はたいてい力がありますから、長時間赤ちゃんを抱いていてもたいして苦にならないかもしれません。それでも、抱いているときに急に泣き出されてしまい、どうしていいのかわからず結局ママにバトンタッチせざるを得ないこともしばしばではないでしょうか?
そこで、活躍してくれるのがベビースリング。できれば、シンプルで簡単なものが一番よいかと思います。もし、ママとシェアするのであれば調整ができるスリングを購入されると便利でしょう。
アタッチメント育児の提唱者であるシアーズ博士も、赤ちゃんとパパが絆を結ぶための方法の一つとしてベビースリングをあげています。
重要なことは、頻繁に着用すること。これはママでも同じことが言えます。頻繁に着用することで、着用している違和感はなくなり、赤ちゃんと自分自身がまるで一身同体のようになります。
そうなれば、赤ちゃんの泣き声によい意味で敏感に反応することができるようになります。眠いのか、おなかがすいているのか、それともおむつの交換が必要なのか。
そういったことをすべてお母さんが日中はしているわけですが、週末はもちろん、平日でも1日だけでも早目に帰宅し、お母さんが晩御飯の準備をしているときには、赤ちゃんをスリングに入れて近所へお散歩へ出かけてみるといいと思います。
ベビースリングに入れて歩くことは、自分のエクササイズにもなりますし、赤ちゃんにとっても実はエクササイズになります。また、ベビースリングに入って、パパが歩くことで伝わる振動で眠気を誘うこともあります。
もし、あなたがママならぜひご主人にベビースリングを用意してあげてください。どうしても嫌がるご主人には無理をせず、仮病を装って赤ちゃんの面倒を見てもらうときに、「ベビースリングに入れて歩いてあげるだけでも」とお願いし、私のように上級者?(もしくは夫をこき使う?)になれば「ベビースリングに入れて、家事でもしていれば眠くなって寝てくれるわよ」と家のことまでしてもらいましょう。
ベビースリングをつけてブラッド・ピットのようにさまになるお父さんもいれば、私の夫のように同じ40代でもまさに中年で頭は禿げ、お腹はビールの飲みすぎで突き出しているようなお父さんだって、ベビースリングの不思議な力で赤ちゃんとの絆が結ぶことができ、外出すればきっと今まで経験したことのない賛辞を浴びることでしょう。
自信を持って、赤ちゃんをスリングに入れてみてください。たとえ生後6ヶ月経っていても、1年経っていてもまだまだ間に合います。ぜひ、将来の基盤となるような父と子の絆を育んでください。
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ECは、生後から行いますので、赤ちゃんが知らせてくれてトイレへ連れていくわけではありません。ここが一般的なトイレトレーニングとの違いです。一般のトイレトレーニングは、自分で下着の着脱ができて、排泄を知らせることができるようになるまで待ちます。でも、何でもそうですが、教えてあげないといつまで待っても子供から言い出してくれるものではありません。
もちろん、あなたがとてもラッキーな親御さんで、お子さんが自発的に1歳を過ぎて排泄を知らせてくれる場合もあるでしょう。しかし、これは類稀なケースです。一般的には、悪化していく傾向にあると思います。
1歳までの間に、赤ちゃんは何度となく排泄をする前、または排泄後にお知らせをしてくれています。泣いたり、顔の表情を変えたり、視線を変えたり、と観察することによって、生後からわかるようになります。
残念ながら、多くの親御さんは日常に忙殺されそのサインを見逃します。1歳前後になると、子供のほうでもあきらめます。大人でも、話しかけて無視しつづけられたら、あきらめてしまいませんか?
赤ちゃんは不快感がわからないのではなく、わかっているけれどもそれを無視していくようになります。そして3歳ごろになってようやく親のほうでおむつはずしを意識し始め、子供に排泄を知らせるよう欲求します。
あまりに勝手さに、子供のほうは困惑するのではないでしょうか?
だったら、最初から排泄はどうすればよいのかを教えてあげるべきだと思いませんか?
また、下着の着脱だって2歳になればある日突然できることではありません。1歳ぐらいからしっかり立つことができるようになったら、少しづつ下着の着用や排泄後の習慣(トイレを流す、手を洗う)を教えていく必要があるのではないでしょうか?
いずれにせよ、前述したとおり子供を観察する必要があります。これは、ECを始めても関係ありません。生後1ヶ月でも3年後でも、同じです。1週間ぐらい観察したあと、自分から積極的にトイレへ連れて行ってあげることが大切です。最初はコツがつかめなくて、タイミングが悪いときにトイレへ誘ってしまうかもしれません。
そして、子供があまりのタイミングの悪さにトイレ拒否を起こすかもしれません。
でも、決してそんなことであきらめないでください。
これは、経験者の私からの確信のメッセージです。
何度も拒否されたり、タイミングがあわないことも正直あります。(もちろん、私のように鈍くない人がほとんどかもしれません。)ところが、ある日突然何かが獲りついたかのようにビビッと子供の欲求がわかるときが来ます。タイミングがあったときの喜びは、ちょっと大げさかもしれませんが、まさに子供と気持ちが重なったような気さえしてきます。
ECは受身で、相手からコミュニケーションをとってくれるのを待つ方法ではありません。積極的に取り組むことで、親子にとってベストな方法が見つけられると思います。
ライター:ミカ・カーン
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昔から、世界中で赤ちゃんは抱っこされたり、やさしく撫でられたりして育てられてきました。
ところが、産業革命が起きた頃から、欧米では古来の育児の伝統が、失われていきました。女性も労働力と見なされ、時間に追われる忙しい生活を強いれました。
当時、育児法の権威であるシニア博士は「赤ちゃんが泣いても抱き上げないこと」
「決められた時間にミルクを与える以外は、赤ちゃんになるべく触れないようにすること」
を提唱しました。ゆりかごに代わり、ベビーベッドを推奨し、母乳は栄養の一種に過ぎないのだから、赤ちゃんには人工栄養を与えれば十分と説きました。
これが19世紀末の育児の現場でした。
20世紀に入って、心理学者のワトソン博士は著書(1928年出版)に「子どもに抱っこやキスをしないこと。膝の上に座らせないこと、もしどうしてもキスする必要があるなら、おやすみ前に一度だけキスをしてもよいでしょう。でもあさになっておはようと言うときは、握手にしなさい。」と書いていました。
人間の本能である、子どもを抱いたり、あやしたり、キスしたりすることをしないことは、当然お母さんたちにとっては、大変な苦痛でした。でも「悪いこと」だと、権威ある医者や科学者に言われれば、子どものためにと、我慢していました。
しかし、そういう「親とのふれあいのなかった」子どもたちは、不安や恐れが強く、人を信頼できず、家族や他の人との良い関係を結べなくなっていたのです。感受性に乏しく周囲のことに関心がもてず、成長してからも様々な問題に悩まされるようになりました。
自分が親になっても、子どもにどう接していいのか分からなくなっていました。
欧米ではそんな育児法が全盛だった1950年代に、マルセル・ガーバー博士がウガンダでの調査で驚くべき体験をしました。当時の西欧社会では、アフリカは遅れた未開社会だと思われていたのですが、彼女はそこで洗練された賢い子どもたちに出会ったのです。
アメリカの赤ちゃんに比べて、ウガンダの赤ちゃんの脳神経系の発達が早いのです。
ウガンダでの育児法を紹介しましょう。
この国の赤ちゃんは、誕生直後から4歳までの間、お母さんからベビーマッサージを受けます。
当時の西欧社会では、病院で出産したあと母親から赤ちゃんを引き離して休ませましたが、ウガンダでは一瞬たりとも親子が離れることはありません。お母さんはいつも子どもと一緒で、どこへ出かけるときも抱っこをして連れ歩きます。毎日赤ちゃんに歌いかけながら、マッサージをしてかわいがるのです。
こうしたふれあいを通して、母親は赤ちゃんの求めているものを、赤ちゃんが泣き出す前に察します。おしっこやウンチの前にそれと察して処理してしまうので、オムツや衣服を濡らすこともないそうです。
親子の絆が固く、お母さんとの一体感で情緒が安定し、しっかりとした心が育まれます。
そうしたなか、アメリカのスポック博士は新しい育児法を提唱しました。「赤ちゃんにもっと接しなさい。やさしく抱きしめてふれてあげること。外出のときはベビーカーでなく、直接抱っこしてあげましょう。」というものです。
今では厳しすぎるといわれるスポック博士ですが、当時の人々には愛に満ちた革命てきな育児法のように感じられたことでしょう。
フランスでも精神科医で産科医のルボワイエ博士が、インドの出産方法や育児法を調査して、子どもを健やかに育てる鍵として、ベビーマッサージを取り上げました。1970年代にインドのベビーマッサージを欧米に紹介し、注目を集めました。
ダイヤモンド加工業者無念の滝オハイオ州
哲学者のモンタギューも、ふれない育児法を批判して、「根拠のない考えで、数百万人の子どもの心を傷つけ、その多くが欠陥のある人間へと育った」と述べました。赤ちゃんは出来る限りお母さんとふれあうべきであり、愛しすぎてダメにするという考えは間違いであると発表したのです。
こうした流れは、母乳育児の見直しや自然出産、自然育児へとつながっていきました。
育児の方針も、「赤ちゃんにかまわないこと」から「できるだけ赤ちゃんにふれなさい」という風に変わったのです。
最近の科学の進歩は、肌のふれあいが親子の心を結びつけるということを突き止めました。
心の結びつき、(アタッチメント形成)は理性的なものではなく、本能的なところから生まれてくるのです。
子どもが肉体的、情緒的、知的に健やかに成長するための基本的条件づくりに、皮膚への刺激が重要な役目を果たすのです。
こうして現代科学は、ベビーマッサージの効果を再発見したのです。
古来の文化や伝統的な育児法が見直されてきたのです。
参考:「心と体を育てるベビーマッサージ」能登春男、能登あきこ著 PHP研究所
ライター:桑山 美樹
育児スタイリスト マスタートレーナー、元高等学校英語教師、子育てアドバイザー、トータルアタッチメントケア・主任研究員
日本アタッチメント育児協会
みき先生のコラム http://www.naik.jp/column//miki/
敏感肌のお子さんに一番よいおむつは何でしょう?
答えはカンタンデスね。
オーガニックコットン100%の布おむつです。
あ、もちろんEC(エリミネーション・コミュニケーション)で、生後まもなくから排泄をトイレですることもお勧めします。そうすれば、肌に排泄物が触れることがありませんから、痒くなることもありません。
ただし、ECをしていても下着やおむつはつけるわけですから、そういうときにはやっぱりオーガニックコットンが一番よいと思います。洗剤ももちろん、ご存知のように化学薬品を含まない、無添加、無着色、無香料のもの。
肌が敏感であるとか、アトピーがあるとかの場合、赤ちゃんでも掻いてしまいます。 それらをさけるために、保湿にも十分気をつけないといけないし、薬をつけている場合などもありますから、化学繊維で作られたおむつは避けたほうが無難で す。布オムツの場合は、撥水の原因になるからです。(もちろんカバーは撥水してよいのですが。)
紙おむつ(使い捨ておむつ)をご使用の場合は、 かぶれの原因になるばかりでなく、赤ちゃんにとって非常に不快であることを忘れずにいてほしいと思います。肌が敏感である場合、温度にも敏感である場合が 多いので、もともと温度調整が容易にできない赤ちゃんにとって熱がこもりやすい紙おむつはより不快で、テープが摩擦したりゴムの部分が摩擦したりすること により痒みを伴います。
また先にもあげましたが、布おむつでも肌に触れる部分が化学繊維の場合痒みを伴うことがあります。自然のものといえばコットンになりますが、コットンの中でも農薬を使用せず育てられたオーガニックコットンが一番ということになります。
そしてカバーはウールアレルギーがない限りは、ウールカバーをお薦めします。ウールは天然の消臭、殺菌作用があり、通気性があります。
もちろん、頻繁に取り替えてください。
紙おむつから布おむつに切り替えた場合、赤ちゃんの排泄した欲求に応えてあげる必要が出てきます。紙おむつ以上にお子さんを観察する必要があります。でも、それがコミュニケーションとなって、赤ちゃんの心身によい影響を与えてくれると思いますよ。
オーガニックコットンの布おむつ、ウールカバーブランド・メーカー
(日本、海外混合、順不同)
- メイド・イン・アース(日本)
- スクーン(アメリカ)
- スワドルビーズ(アメリカ)
- アンダーザナイル(アメリカ)
- エコベビー(アメリカ)
- イムシービムズ/バンピー(スウェーデン)
- ディザイナ(ドイツ)
- スタシネーター(アメリカ)
- アリストクラッツ(カナダ)
*寒い季節は、ウールレギンスもお薦めです。ウールソーカーやレギンスは手編み、機械編み、ウールジャージなど布から作られたものの3種類あります。フェルト加工がされていない場合は、ラノリンで防水加工する必要があります。詳しくは販売店にお問い合わせください。
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先日家に訪れた友人が娘(6ヶ月)の布おむつを見て驚き、さらにトイレへ連れて行っていることにかなり驚いたようでした。
「トイレでしてくれるの?」と聞くので、誇らしげに「しますよ。」と微笑みました。
彼女はメールで「いろんな人に話してしまった」と言っています。彼女にとっては衝撃的なことだったに違いありません。でも、EC(エリミネーションコミュニケーション/早期トイレトレーニング)は、ここ数年のアメリカだけのことではないのです。
20年以上前に発行された、七田教育で有名な七田眞先生の本にウガンダの赤ちゃんのことが出ています。ウガンダの赤ちゃんは生後よりおむつをつけずに、お母さんが赤ちゃんのサインを読み取って排泄させます。
七田博士はこの本で、生後1ヶ月より赤ちゃんをトイレへ連れて行くことを勧めています。(実際には金だらいにさせるとあります。トイレだと汚してしまうこともあるので、大きな器が適していることを述べています。)
ソニー教育財団のEDA(幼児開発センター)が、会員のために発行している会報誌で「トイレットコミュニケーションのすべて」で、生後まもなくよりコミュニケーションの一環として、楽しくトイレへ連れて行ってあげることを紹介しています。
発達心理学や大脳学など専門的なことを研究されている、早期教育提案者だからこその考えだと思います。
赤ちゃんは何もできない、わからない、と思っているのは間違いです。
私をもっとも驚かせたのは、娘が4ヶ月のときにおむつをはずしてトイレへ行くまでの間、彼女が私を汚したりせずきちんと待っていることでした。
早期教育という言葉だけが独り歩きをしている時代に、ECを提案するとさらに輪をかけて非難する人々もいると思いますが、赤ちゃんの未知の可能性を伸ばしてあげる意味でも、ぜひ、生後4,5ヶ月までにトイレへ連れて行ってあげてほしいと思います。
そうすればきっと「この子は、濡れているのがわからないみたいで・・・」と3歳間直の子供を非難する親にはならないと思います。(排泄をすれば、赤ちゃんだって2歳の子供だって絶対にわかると思いますよ・・・。)
赤ちゃんにとって最初の教育者は私たち親なのですから、親が自分の子供を信じて導いてあげることは重要ではないでしょうか?
また、周りから非難や中小誹謗があれば早期トイレトレーニングは、さいきnアメリカでは小児科、専門医に支持されているし、他の国々ではよくあることみたいですよ、と軽く受け流しておきましょう。
(注:便宜上トイレトレーニングと書いていますが、ここで意味する早期トイレトレーニングとは、ECすなわち赤ちゃんとコミュニケーションをとるエリミネーション・コミュニケーションをさします。)
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ベビーサインで赤ちゃんとお話したいと考えているママにとって、赤ちゃんの初サインは、とても待ち遠しいものだと思います。まだ言葉を話せない赤ちゃんが、その小さなお手てでお話してくれるようになるなんて、夢のよう…
そんなふうに首を長くして待っていたのに、いざ、赤ちゃんが初めてのサインを見せてくれるようになっても、なんだか様子が変?よく観察してみると、状況と無関係にサインをしているみたい。これは一体どういうこと?
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サイトについて
コンフィーベビーでは、赤ちゃんとより絆を深めるためのコミュニケーション手段として、アタッチメント育児(アタッチメントペアレンティング)をベースに、布おむつ、EC(早期トイレトレーニング)、ベビースリング、ベビーサイン、ベビーマッサージについて紹介しています。
メニューの各項目には、関連記事、コミュニティブログ、商品レビューの投稿タイトルが現れ、タイトルをクリックして興味のあるものから読むことができます。また、右上の検索でキーワードを入力し、サイト全体から興味のある投稿を探すこともできます。
コミュニティーブログを読みたい場合は、コミュニティー>コミュニティブログに各項目のリンクがあります。また、ブロガーを知っている場合は、投稿者名が右下に出ていますので、投稿者名をクリックして読むこともできます。
より多くの育児者が、楽しんで育児ができる情報をお待ちしています。
ストアサイトについて
店主よりご挨拶
2007年3月に息子を出産し、布おむつで育てたい!と思ったため、いろいろな布おむつを試しました。
私が実際に使ってみて良かった!と思える商品を紹介していきたいと思っております。
また、手作りのベビースリングも取り扱っており、非常に使い勝手の良い商品です。
ひらひらテールタイプなので授乳にも便利、また、ベビースリングは自分が実際に使用してみて非常に優れたものだと分かりました。
お母さんの子宮の中と同じような状態になるということでベビーもすやすやと寝てくれ、私にとって必要不可欠なアイテムとなりました。
そして、遺伝のためか、息子はアトピーを持っています。そのため、アトピープロジェクトにも参加し、アトピーケアに関する商品も取扱いをしております。
ステロイドを使わないケアで火傷のようだった息子の肌が今ではつるつるのキレイな肌に変わりました。
我が家ではオーガニックのルイボスティーが欠かせません。
これからもたくさんのママさんたちと楽しい交流を持ち、私の知らないことも教えて頂ければと思っております。
どうぞ、よろしくお願い致します。
サイト運営責任者(店主):河邉 奈都美
休校になる大学が相次ぐなど、ちまたでは、はしかが流行しているようですね。ここのところ、ワイドショーでも詳しく取り上げられています。「うちの子は予防接種をしているから大丈夫」と、思っていましたが、【はしかに免疫がない妊婦がはしかに感染すると、妊娠初期で31%が流産。中期以降でも9%が流・死産、24%が早産】
このYAHOOのニュース記事を見て、なんだか急に身近に感じて、ちょっとドッキリしてしまいました。(はしかについて
ところで、皆さん、お子様の予防接種は、済まされていますか?BCGに始まり、ポリオ、DPT、麻疹・風疹(はしか)、水痘(任意)、おたふく風邪(任意)。それから、今は凍結中の日本脳炎。
今流行っている、はしかにかかっている中心はちょうど、はしかの予防接種を見合わせた世代だとか。また、子供の頃に麻疹(はしか)の予防接種を受けていても、10年ほどするとその免疫は弱くなってしまうそうです。
さらに、麻疹抗体が消えてしまっている子供も少なくないようです。
麻疹抗体が消えていると麻疹にかかってしまうこともあるので、今回の流行を受け、患者さんが発生した高校や大学では生徒や学生にワクチンを接種したところもあるそうです。
やはり、予防接種は重要ですね。しかし、予防接種には賛否両論あります。予防接種反対意見としては、予防接種を受けることで人間が自然に備えている免疫力がにぶる!副反応への責任の所在は親にあるんだから、受けさせるより受けさせない方が安心だ!
確かに、そう言われると、予防接種を受けなくとも、自然に流行に乗って免疫をつけたほうがいいような気もします。かと言って、受けさせずに症状が重篤化してしまうのは怖い!!
逆に、小さいうちなら軽く済むのに、大きくなると重症化しやすいものもあるから、子供のうちに免疫をつけさせる意味で、やっぱり受けさせた方がいい気もするし・・・こんな風に悩むのは、親の特権でしょうか。
子供がいつでも楽しく笑って健康で元気にスクスク成長していく姿を見ていたいだけなのにそのための選択肢は沢山ありますね。子供にとって一番良いと思う方法を、親がきちんと選んであげること。これが一番大切なんですよね。情報ばかりを集めすぎて、収集した情報に翻弄されることなく、最善の手段を選んで欲しいと思います。
ライター:我妻
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不眠症I
みなさんのお子さんは、毎日泥んこ遊びをしていますか?私が利用している市の育児支援センターで、以前こんなことがありました。「今日は、天気がいいのでお外で遊びましょう」という先生の声に、ほとんどのお母さんが「え!?」と驚き、戸惑っていました。そして、数人のママ以外、誰も子供を外へは連れていきませんでした。
残っているママたちに、どうして外へ行かないのか聞いてみたところ、「うちの子は、まだ上手に歩けないから、外では遊べないの」と返ってきました。つまり、転ばないで歩けるようになるまで、外では遊ばせないということです。
泥んこ遊びは、子供にとっていいことだらけです。確かに、服も靴も、手も足も、顔も汚れます。目を離したすきに、泥や雑草を食べたりします。水たまりに入ります。はっきり言って、ママにはとっても面倒くさい遊びなのです。
しかし、この泥んこ遊びは、子供を強くしてくれる大切な遊びです。こんなデータがあります。
【細菌やウイルスといった微生物と付き合うことも、アレルギー反応を抑える働きを持つ、というデータが出ています。泥んこ遊びをしている子供と、していない子供のアレルギー反応がどれくらい違うかという調査を行ったことがありますが、泥んこ遊びが好きな子供はアトピー性体質や喘息にかかりにくいという結果が出ています。逆に、部屋の中でテレビゲームをしているような子供はアレルギーにかかりやすい。
さらに面白いことに、母親が常に子供を見守っている専業主婦のいる家庭では子供はアレルギー体質になりやすい傾向がある一方で、母親が仕事を持ち、ほったらかしにされている子供はアレルギーにはならない。
おそらく子供は母親が見ていないところで泥んこ遊びをしているのでしょう。第一子がアレルギーにかかりやすい、という結果も出ています。これは子供を育てた経験がある方なら解ると思いますが、1人目の子供のときには哺乳瓶は必ず煮沸しますし、おっぱいも消毒して飲ませたり、大切に育てます。ところが第二子、第三子となると面倒くさくて手間を省いてしまいます。そうするとアレルギーは出てこなくなるのです。これは日本だけではなく、イギリスでもフランスでも同様の結果がでています。】
<日立ハイテク科学シンポジウムより>
さらに、泥んこ遊びをしていない子供は風邪をひきやすかったり、病気になりやすい。そして、その治療として薬を使うとさらに病気をしやすい体質になるという悪循環が生まれます。最近流行の、「除菌・抗菌」の考え方は、皮肉なことにアレルギーになる子供を増やす原因でもあるのです。
上手にお座りができるようになれば、外でお座りをさせて、砂をいじらせたり、花を摘んだり、草をむしったり、石を触ったり、とにかくママが「汚い」と思うことをやらせてみましょう。太陽の光をどんどん浴びて、気持ちのいい風を感じるだけでも、子供は「嬉しい」と思うものです。
私の娘は、まともなハイハイができるようになったのは、なんと11ヶ月の頃です。ハイハイをする前に、座ったままお尻と足を巧みに使い、どんどん進んでいくことを覚えたのです。ですので、7ヶ月頃から外で遊ばせる時には、いつもお尻が真っ黒。ズボンはお尻にばかり穴があきました。
たとえ立てなくても、外で遊んでいました。泥を食べたり、花を食べたり、草を食べたり、私は笑うしかありませんでした(笑)。キレイに、清潔に、汚さないまま育てていると、いざどこかに出かけた時や季節の変わり目などに必ず風邪をひいたり、体調を壊したりします。
いっぱい遊ばせて、いっぱい食べて、いっぱい寝る。これが、子供にとっては一番だと思います。これからどんどん暖かい日が続きますから、毎日外で遊んでくださいね!
ライター:我妻
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私は「エスポワール」のお受験専門スーパーサイトというホームページのコラムが好きで、いつも読んでいます。
別に、私の子供にお受験をさせる気はまったくないのですが、このサイトのコラムだけは面白くて読んでいます。
その中に「大きなお世話」というタイトルのものがあります。ちょっと紹介しますね。
<大きなお世話>
私は、3園の幼稚園で働いた経験がありますが2つ目の園を退職してから次の園に行くまで5年のブランクがありました。久しぶりに現場に戻って感じたのは、基本的な生活習慣が身についてない子が多いことでした。地域的なこともありますが、たった5年でこんなにも違うものかと信じられない気持ちでした。
幼児教室に移ってからは、さすがに受験を考えていらっしゃるご両親のお子さんだと感じる方が多く少し安心しました。しかしながら、やはり「えっ」と思うようなお子さんも少なくはありません。 基本的生活習慣及び躾面は小さい時から繰り返し指導することが必要ですが、年々、その時期が遅れているように思います。それは大人の勝手な思い込みで遅れているのであり、子どもは今の子も昔の子も変わりありません。
着替えること、食べること、話すこと(挨拶など)も、興味を持つ時期が小さいうちに必ず訪れます。その時を見逃さずに遊びの中で自然に身に付けることが良い子育てです。そして残念ながら、その時期を逃すと今度は興味を示さなくなります。
ピッタリとあった時期にすれば楽しいことが、時期がずれることにより「やらされる」という苦痛にかわります。「勝手な大人の思い込み」と書きましたが、その根本は、「小さいからまだできないだろう」「可愛いからやってあげたい」「時間がないからやってしまえ」などいろいろあります。
子どもは何をするにも一生懸命、まだ自由が利かない手を使って試行錯誤を繰り返しながら、物事に向かいます。もちろん苦痛ではなく楽しんで・・。そのお楽しみを奪っているのは、大人です。せっかく自分のやりたいように楽しんでいたのに、横から手が出てきてお楽しみを取り上げてしまうのです。本当に「大きなお世話」です。挙句の果てに、大きくなったら「一人でやりなさい」とガミガミ叱るのですから・・・。
(以上、【お受験専門スーパーサイト】より引用)
このコラムを読んで、ハッと我に返りました。
たぶん、同じように感じたママも多いのでは?
私の娘の場合は、ちょうど今が「ご飯に触りたい」時期みたいなんです。今までは、私に「アッチッチ」「あっぷ」と言われると、手を引っ込めていたのですが、最近では、娘の欲望が止められないらしく、お味噌汁でもご飯でもデザートでも、なんでも触りたがっています。
「自分で食べるのかな?」と思い、そのままいじらせておくと、ただ茶碗から出したり、入れたりの繰り返し。決して自分では食べようとしません。イチゴなども手に持たせて、口に持っていかせようとしても、拒むのです。
自由にやらせておけば、服はもちろん、カーペットにこぼしてシミになる・・・。私は、それを気にして一切娘にご飯を触らせていませんでした。
そんな時に、このコラムを読んだんです。
私は、自分の都合ばかりで、娘の行動を制限していました。服が汚れる、カーペットにシミがつく、味噌汁がこぼれる、手がベタベタになる・・・。泥んこ遊びは平気でさせるのに、おかしな話ですよね。
今はご飯のときに、娘用のスプーンを一つ預けて、自由にいじらせています。ほとんどの場合、スプーンを投げて、手でいじろうとしていますが、「しょうがないや」と我慢です。「しょうがない」と思うと、諦めもつきます。いちいち、こぼしたご飯を拾うことを諦め、そのまま最後まで食べさせます。
ですので、我が家のカーペットはシミだらけになりました。買い換える前でよかったと、心から思っています(笑)
みなさんはいかがですか?
子供がイキイキとする場面は、案外 親にとってみれば「我慢」の時間になります。ため息を一つついても、「しょうがない」と諦めて、見守ることが一番ですね。
「みんな諦めている」と思えば、自分だけじゃないと、ちょっと安心しませんか?
スクスク育てたい。私もそうですが、こう思っているママやパパは、ときには諦めることも大事なんですね。
ライター:我妻
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イギリスで「布おむつ週間」が、3月11〜18日まで開催されます。今年で11周年を迎えるイベントは、同国の女性環境ネットワークが中心となって、メディアなどに布おむつに関する活動をアプローチします。
2006年はテーマを「ファッション」とし、現代の布おむつが「経済的」かつ「環境によい」というだけではなく、ファッションステイトメントとして定着しつつあることを主張しました。2007年は、いかに布おむつが「おむつ」の主流になりつつあるかということをスローガンとしています。
地域の人々が主催して行われる「ナップチーノ」(カフェなどで集まっての布おむつ講習会)や、ベビーショーでのファッションショーなどさまざまな催しがあり、一般の方々が気軽に参加できるようにしています。
このことを知ったのは、アメリカの布おむつ非営利団体、リアルダイパーアソシエーションのニュースレターからです。
本家のイギリスを参考に、一般の消費者やスモールビジネスへの協力をメインにスタートしたアメリカでも、今ではその影響か店頭で布おむつを見かける機会や、講習会・クラスなどとても増えました。
個人的に非営利団体を日本に作りたいと過去に、ドリームナッピーズさん(布おむつのお店)などにご協力してもらって、立ち上げたいと思っていました。
しかし、残念ながら経験に乏しいこと、アメリカに滞在していることもあってなかなか思うように組織を運営することができず中断しています。
これを機会に「布おむつ育児の会」が、再び稼動していけるとよいのですが。
今年は自分の出産も重なり赤ちゃんとのコミュニケーションについて考えなおさせられ、そのコミュニケーションの一歩となる「布おむつ育児」が日本社会で定着してほしいと願っています。
コンフィーベビーを始めた3年前に比べ、インターネットではブログが普及したせいか、多くのママさんが布おむつについての育児体験記などを掲載されています。
さまざまな育児体験記を読んでいると「使い捨ておむつ(紙おむつ)育児」フレンドはできなくても、「布おむつ育児」を通して他のママさんや育児者と「育児」の喜びを共感されていることがわかります。
正しい知識は育児者にとってとても重要です。お互いに情報交換しあい、励ましあったりすることで赤ちゃんとの育児がより楽しくなる「布おむつ育児」がますます広がることを期待しています。
お正月がやってきましたね!
離れて暮らしていた家族が一同に集まる時期でもあります。お正月料理にも腕をふるわなければなりませんよね。パパの実家、ママの実家、両方を行き来することも珍しくありません。
パパやママの実家でお正月を過ごす場合環境が変わりますので、赤ちゃんにとっても普通の生活とは異なる生活が待っています。規則正しい生活が心地よい赤ちゃんにとっては負担になることもあります。長距離移動で疲れることもあります。買い物で、いつもとは比べ物にならないほどの人込みの中に入らなくてはいけないかもしれません。
大掃除は、正しい方法でしないと、舞い上がったほこりやダニの死骸、カビなどを床に一番近いところにいる赤ちゃんに降りかかってしまいます。また、暖房器具にも注意しましょう。自宅ではヒーターでも、実家ではストーブ、なんてこともありますから、室温や加湿器ににも気を配りましょう。
赤ちゃんは新しいものが大好きです。今まで見たこともないものに、とにかく興味を示します。お正月は、一番注意しなければいけない誤飲の事故が多くなる時期。とくに家族が一同に集まっているときは、みんなの荷物が集まるということですので、ママも気が付かないような以外なものを赤ちゃんは口に入れてしまいます。
そして、どこの家庭でもお酒がふるまわれます。大勢の大人がいても、案外みんな自分のことばかり。「みんないるから大丈夫」という安心感を全員が持っているので、気が付いたときには赤ちゃんを誰も見ていなかった・・・・なんてこともよくあります。
赤ちゃんを守るのは、ママとパパの役目です。おじいちゃんおばあちゃんにお願いしても、やっぱり最終的にはパパとママがきちんと赤ちゃんのことを気にかけていないといけません。
お正月は、どこの病院もお休みです。風邪をひいたり、熱がでたり、ケガをしたりしたら
当番院か救急病院に行かなければいけません。全員がお酒を飲んでしまって、車を運転できないなんてことも考えられます。
ケガや誤飲は、パパとママがしっかりと注意をしておけば回避できますが、風邪やインフルエンザ、最近猛威を振るっているノロウイルスは、目に見えない菌ですので、特に注意が必要です。おむつの交換前後には、必ず手を洗ってください。手が汚れているいないに関わらず、習慣にすることをお勧めします。
お正月用の買出しや初売りは、できれば赤ちゃんは連れて行かないほうが賢明です。
とっかえひっかえのスーパーやデパートのベビーカーは、どんな菌が潜んでいるのかわかりません。それに、赤ちゃんは手を舐めるのが大好きです。さすがのママにも止められませんよね。
また、レジに長蛇の列ができるほど混雑するスーパーやデパートは、大人でも疲れます。
その上抵抗力の弱い赤ちゃんは、色んな菌にさらされてしまいます。風邪ウイルスなどに過剰に反応するのではなく、できるだけ普段と同じ生活リズムで過ごせるようにパパとママがきちんと注意をしてあげましょう。
お正月だからこそリラックスしたいときですが、赤ちゃんだけにはいつも以上に配慮してあげてください。そうすれば、きっと赤ちゃんと楽しいお正月を過ごすことができますよ。
ライター:我妻
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アメリカではこの時期になると、どこのメディアでもインフルエンザ予防接種について掲載します。特に近年は6ヶ月の乳児〜5歳までの子供や、妊婦が受けるよう言われています。(2月ごろにピークを迎えるので、11月ぐらいから予防接種を受けるように言われます。)
日本でも、インフルエンザの予防接種を受けたほうがいいのではないかと、心配しているママさんたちがいらっしゃるのではないかと思います。
でも、ちょっと待ってください。日本では、高齢者や慢性疾患を持っている人には特に有効として薦めてしますが、特に1歳未満に関しては例も少なく、1歳以降でさえも20-30%の有効率としています。(詳しくは、日本医師会ホームページ参照)
ところで、予防接種って何かご存知ですか?感染症の原因となるウイルスや細菌または菌が作り出す毒素の力を弱めて予防接種液(ワクチン)をつくり、それを体に接種してその病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを、予防接種といいます。
赤ちゃんは定期的に予防接種を受けますが、これらの病気は長い研究と結果に基づいています。インフルエンザは確かにひどい病気で、嘔吐、発熱(高熱)、せきなどの症状のほか、体力も食欲もなくなります。
ですから、赤ちゃんが「万が一」かかってしまうようなことがあった場合、看病する親はもちろん、本人もとてもつらいものとなりますし、死にいたることもあるようです。ただし、アメリカと日本では気候も生活習慣も違います。
アメリカは薬大国です。何も知らないまま鵜呑みにして予防接種を2年間受けた息子は、インフルエンザにはなりませんでしたが、予防接種以降いつも風邪をこじらせては、嘔吐に至るまでせきをしていました。
あまりにもひどい症状に、救急病院へも数回、かかりつけの医者にも何度も見てもらいましたがいつも原因不明。熱が出れば市販の熱さましを飲んでくださいと言われるだけで、3歳になるまでは様子を見ましょう、的ないいかげんな発言のみ。
そんな折に友人に「予防接種の副反応じゃないの?」と言われて、はたっと気がつきました。確かに予防接種を受けなかった0歳のときは、ひどい高熱が出たものの、上記のような症状に苦しみませんでした。(しかし、副反応のせいではないかもしれません。)
乳幼児のインフルエンザ予防接種は、アメリカでも近年のことの上に、副作用や予防接種をやめたらどうなるのかについて、記載されている文献は非常に一般人にとってはわかりにくいものです。
本当にその予防接種が必要なのかどうかについては、かかりつけの小児科のお医者さんに相談されることもお勧めですし(前述のようにアメリカと日本では気候や生活習慣が違うように、北海道と沖縄では異なるかと思いますし、個人の病歴や体調などをよく知っているかかりつけの医者に聞くことは重要かと思います)、予防接種ではなく違った方法で免疫力を高める工夫をしたり、抵抗力をつけたり、予防することも重要だと思います。
幼児であれば、手にサラダ油を塗って、シナモンパウダーなどをふりかけ「バイ菌」について教えることができます。石鹸を使わないで手を洗えば、シナモンが取れないことがわかります。これらの菌は目には見えませんが、外から帰ってくると必ず手についているから、必ずぬるま湯で石鹸を使用して洗うことを推奨しましょう。もちろん、うがいも同じです。
(外で働くパパが一番重要だったりします・・・)
睡眠や、食事にことのほか気を配ったり、あるいはなるべく人ごみに子供を連れて行かないとか、公の場所のものを口にいれたりしないよう(これが結構大変・・・)一段と注意したり。栄養補助食品やハーブなどで不足しているものを補ったり、子供にとっては規則正しい生活が何より重要だったりします。
抵抗力が弱まるので、薬はよほどの熱でない限りは摂取しない、すぐ何かあれば医者に行って薬をもらうということを避けることも大切だと思います。
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熊本市の病院で、「赤ちゃんポスト」というものが設置されるそうです。テレビでも話題になりました。ドイツでは70箇所以上設けられているようですが、日本では初の試みです。
賛否両論、あるのは当然ですよね。
乳幼児や未就学児童が虐待されるニュースが、毎日のようにテレビで報道されています。そして、児童相談所が頭を下げる場面も同時に見なければなりません。
虐待する親が悪いのでしょうか?虐待されている子供を助けることができなかった
児童相談所が悪いのでしょうか?一体、誰が悪いのでしょうか?
誰が悪いのか、決めることができるのでしょうか?
私が妊娠中に読んだ本の中に、「赤ちゃんは、あなたに育ててもらいたいからあなたのもとへやってきたんです」という言葉がありました。(細かく覚えていないのですが、こういうニュアンスでした)
私が妊娠中に読む本といったら、赤ちゃんの体のしくみや、脳のはたらき、成長の仕方や、母親の体の変化など身体的なことばかり書かれている本でした。
本屋さんで立ち読みしただけなのですが、この言葉で、胸がスーッとなったのを覚えています。そして、1冊も買わずに自宅に帰りました。
この言葉だけで、安心できてしまったんです。
赤ちゃんも、赤ちゃん1年生。ママも、ママ1年生。パパも、パパ1年生。
家族が全員1年生なんですから、わからないことだらけだし、困ることもたくさんあるし、
イヤになっちゃう時だってあります。ママ業だって、お休みしたい時もあります。3人も4人も子供がいるママは、なおさらですよね。
私だって、ママ業をお休みしたい時、ありますよ!「ショッピングに行きた〜い!」なんて思ったら、おばあちゃんに預けちゃいます(笑)
自分のストレスが軽いうちに、ちょこっと発散しちゃいます。たった2時間のショッピングに行くだけで、美容室に行くだけで、リフレッシュできるんですから。2、3時間なら、おばあちゃんもおじいちゃんも喜んで面倒を見てくれます。
頑張らないで、ママ業をしましょうね。母性って、誰にでもあるんです。その母性を赤ちゃんにたくさん注げるように、ママだって、元気いっぱいでいなくちゃいけません。
そのための時間を、上手に作ることが大切です。「なんか最近イライラしてる」そう思ったら、思い切って赤ちゃんから離れてみましょう!お手伝いをしてくれる人は、家族以外にもいますから、お住まいの地域で探してみるといいですよ。
ママが元気モリモリだと、赤ちゃんも元気モリモリ、健康です。ママ業は3年たったら終わるというわけではありません。5年、いいえ。10年、いいえ。
ママ業は、子供がいる限り終わりません。
長い目で見て、ママ業を楽しく続けられるように誰かを頼ってもいいんです。どんなママも、みんなそうやって子育てしてきたんですから。
ママ業を元気モリモリで続けられることが、
赤ちゃんにとっても、家族にとっても一番大切なことですよね!
ライター:我妻
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つい先日、秋篠宮ご夫婦に男の子が誕生されました。
ご存知のようにテレビでも大きく報道され、皇室のお子様たち御愛用の寝具やおもちゃ、スプーンとフォークに至るまで紹介され、市民からの注文が殺到したようです。
中でも、愛子様が読んでいた絵本、シリーズものですがとても反響が大きかったようです。
さて、この絵本ですが、みなさんは自分の子どもにいつから絵本を読んであげようと思っていますか? 1歳になってから? 言葉がわかるようになってから?
(私が参加している市の保育園が運営する育児サークルでは、20人中誰も読んでいませんでした!)
実は、絵本の読み聞かせは、産まれた直後からオススメなんです!
「目も見えない新生児に絵本!?」なんて、驚かないでくださいね。
たしかに新生児は、目はあまりよく見えていません。生後1ヶ月くらいまでは30cm先くらいまで、ぼんやりとしか見えないのですが、耳は、ちゃーんと聞こえています。
赤ちゃんの聴覚はママのお腹の中にいる時に非常に発達します。視覚は生後にどんどん発達して生後4ヶ月頃には色を識別できるようになって、1歳頃には0.2くらい見えるそうです。
見えなくても、ちゃんと聞こえてるんです。
一番安心できる、ママの腕の中でママの声で読んでもらう絵本は、きっと赤ちゃんの一番好きな絵本になると思います。
最初は、見向きもしないかもしれません。新生児ならば見向きもしないのが、当然の反応です。
でも、生後1ヶ月もたってママの顔がわかるようになると、絵本も認識することができるようになります。
現に、私は退院してからすぐに読み始めました。
お昼寝もかねて、娘と二人、布団に並んで読んでいました。
3ヶ月頃には、絵を目で追うようになりました。
5ヶ月頃には、どんなに泣いても絵本を読んであげるとご機嫌になりました。
9ヶ月の今は、読んでほしい絵本をハイハイして取りに行きます。(5冊の中から、いつも同じ絵本を持ってくるので、それがお気に入りなんでしょうね)
赤ちゃんは、絵本のストーリーはわかりません。
反応するのは、ママの声と言葉のおもしろさ。そして、絵本の中の絵の形や色です。
グーグー、モグモグ、ジャージャーびりびり、フワフワなどの擬音。
絵は大きくて見やすい絵、色はできるだけはっきりした色に反応することが多いようです。
私は絵本を買うときは、子どもに選んでもらいます。何冊か読んでみて、一番反応がよかったものを買うようにしています。(実際、パパが買ってきた全体的に茶色っぽい絵本は、読んでいる途中で泣かれてしまいました・・・今はしっかりと見ているので、読んでいます)
絵本を通じて、赤ちゃんの成長をじかに感じられるもの、ママにとっては喜びの一つです。
ただジーっと見ているだけだったのが、いつも同じページで手を動かしたりして反応するようになったり、ひよこの絵を見ると笑ったり、今までは大きく書いてある犬を見ていたはずなのに隣のページの小さいてんとう虫を指でつかまえようとしたり、ブーブーという言葉を真似しようとしたり、裏表紙を見せると終わりだと思って泣き出したり。
赤ちゃんにとっての絵本は、自分に言葉を語りかけてくれる大事な体験であり、親にとっても赤ちゃんを理解する大切な手段の一つだと思います。
読み方は、ママの自由。ママの好きなように、パパの好きなように読んであげるのがいいと思います。
「スリスリ」という言葉がでてきたら、赤ちゃんの身体をさすってあげたり、「わーい、わーい」と喜ぶところは楽しそうにはしゃいで読んであげてもいいと思います。
寝る前にはしゃぎすぎて、興奮してなかなか眠らない時なんかにもオススメ。
ゆっくりと読んであげることで、赤ちゃんの心も落ち着いてきます。
「寝る前には必ずこの絵本を読むの」なんて、決めてあげるのもいいですね。その絵本を読む → 寝る というイメージを作ってあげてもいいかもしれません。
いずれにせよ、絵本はママやパパと赤ちゃんをつなぐステキなグッツです。
少し目を通すだけでママやパパがわくわくしてしまいそうな絵本ばかりです。
赤ちゃんの成長にあわせた絵本を選んで、ステキな時間を過ごして欲しいと思います。
ライター:我妻
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